Sunday, October 16, 2011

My Stroke of Insight



奇跡の脳 原題:My Stroke of Insight ジル・ボルト・テイラー 著 竹内薫 訳 新潮社

若い女性脳科学者が左中大脳動脈AVMの破裂により身体の変化が生じた時とその回復過程、その後の人生の変化を綴った本です。その主観的描写と科学的分析に富んだ内容には人間として感銘を受け、リハビリに従事しているものとしても衝撃を与えられました。まず考えさせられたのは患者側からの視点でした。どのようにこちらが見えているのか、世界を感じているのか。少しヒントになったように思います。回復の過程についても学びました。私達が思っている、そして科学が証明している以上に脳には可能性があることも考えさせられました。そして最後は、人間として幸福と思いやりの大切さを改めて考えさせられました。左脳に障害を持ったからこそ、左脳の思慮分別から脱した右脳による寛容な心の大切さと、そこへのアプローチの仕方、幸福の求め方を著者が書いています。

なぜかこれを読んで、真剣にヨガを始めて自分と会話をしようと思った鮫島でした。おすすめの一冊です。ぜひ手にとって見てください。 それにしても原題が素敵ですね。

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