Wednesday, June 1, 2011

サーマンとレイノルド



私が整形分野の中で理学療法やトレーナーと働いている中で最も難しいと感じることが、根本の原因を突き止め治療することです。それは痛みのある箇所でもなく、疼痛を引き起こしている組織でもなく、その組織に変化を引き起こしている身体全体の動き方であり、生活習慣や競技の仕方です。

最近友人に紹介してもらったレッドソックスヘッドトレーナーのマイク・レイノルド氏のホームページの中で色々な治療やそれに向かう心意気が紹介されています(このブログがすばらいしいので読んでみてください)。例えば、投球動作を行うアスリートで肩に痛みがあるのであれば、後方関節包や肩甲骨のコントロールだけではなく足関節、股関節のROMや、体幹の使い方を見ろといいます。腰痛があるのであれば、神経筋や脊柱はもとより、仕事の中の動きや姿勢から組織に過負荷がかからない方向に導くことが重要だといわれます。

これらのこと自体はとても一般的なことですが、多くの治療家にかけているところだと思いますし、いかんせん難しいです。しかし解剖と運動学を基に考えられます。それらの動きを指導するためにはモーターコントロールを伴う神経科学の理解も必要です。一番上に示してあるビデオはDr. サーマンの学生に向けた講義です。スポーツとは関係ないようですが、上記に書いた本当の原因を突き止めることの重要性がわかり易く語られていますので一度見てみてください。

多くの疼痛の原因は動きと癖にある。

サーマンの本もお勧めです。日本語訳もあります。10年後に、少しはこのようなことが頭の中のアルゴリズムの中に組み込まれて瞬時に治療につなげられるようになっていたいです。

しかし奥が深い!

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