今回は稀なケースが勉強会で発表されていたのでその紹介を。Fenton's Syndrome、舟状骨有頭骨の骨折で有頭骨の近位片が90-180度回転変位したものです。高いエネルギーと共に手関節を過背屈して着地し、有頭骨の背側に橈骨が衝突して起きる骨折です。
普段スポーツの現場で舟状骨の骨折や有頭骨の変位などはまずチェックするようにしていますが、ここまでの転位があり得るということを初めて知りました。この骨折の場合は手術によりスクリューなどで固定が必要です。手根骨における機能障害は今後も書いていきたいと思います。下記の文献を参考にしてください。
Monahan PR, Galasko CS. The scapho-capitate fracture syndrome. A mechanism of
injury. J Bone Joint Surg Br. 1972 Feb;54(1):122-4. Fenton RL. The naviculo-capitate fracture syndrome. J Bone Joint Surg Am. 1956
Jun;38-A(3):681-4.
No comments:
Post a Comment