Sunday, July 17, 2016

カンボジアの若者に見習わなければ

 Phare Ponleu Selpak

これは私的見解によるバイアスが入っているかもしれない。歴史的に見ると、中国の策略と洗脳に陥ったポル・ポト過激派による超自然主義のようなものと民衆のコントロールを行うため一般人、知識人の の虐殺にいたった。3分の1の人口と多くのこれから国を担っていっていたであろう人々を失い、100万人もの障がいをもった人々を産み、また寺院の破壊や地雷の拡散などを行い、その過激派は負の遺産しか残していない。

個人では現在に至る数週間のカンボジア滞在と理学療法士としての患者の治療を通して、その悲劇から立ち上がり、ひたむきに生きている人々の姿を、 肌身を持って感じられている。カンボジアのその悲劇を忘れないための、カンボジアの人々は虐殺の現場の保存と伝達、地雷博物館や戦争博物館、子どもたちの支援などの運動が行われ、国際協力も各方面で実施されている。

多くの若者たちは、英語も話せ、フランス語も読むことができ、海外で勉強やトレーニングを望んでいる向上心を持っている。アートでトレーニングも積んでいる。その眼差しと勢いを見ていると、今後活躍と国のポジティブな変化しか想像ができない。日本にはない危機感により、それが生み出されているのかもしれない。しかし、日本にも、経済的な後退や国内会社の体質、若者の科学、学問離れなど、現在危機的な状況である。皆が上を向き、声を上げて前に進もうとしている。周囲の東南アジア諸国に遅れている印象があるかもしれないが、その劣等感も前向きに働いている。日本には無いエネルギーがカンボジアにはある。

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