Monday, December 26, 2016

マイノリティーの中のマイノリティー

大統領選結果の影響で、障害者の 人権がクローズアップされている。障害者の人権保護は全世界の大きな課題である。Community Based RehabilitaitonなどでWHOやNGOが国際的なサポートを行っているが、各国地域によって問題が異なり、まだ解決には遠い。日本でも、通路のアクセスから教育まで、健常者と同じサービスを受けることができる環境にあるのかと言われれば、まったくないと言わざるをえない。

米国でも全く同じである。言語の問題や、文化、宗教が関わってくるため、更に複雑となる。外国人や移民の増加が予想される日本はここに中止する必要もあるのではないだろうか。ICFからは見つけられない、環境因子、例えば社会サービスや地域ごとの習慣など、障害者の社会参加に関わる要因をどう捉えて、制度に生かすかが大切かもしれない。

なにが社会参画を妨害しているのか、制度の問題なのか、医療サポートの問題なのか、家族支援の不足なのか、人手不足なのか、データを収集することで科学的に人権に関わる役割がリハビリテーション医学にはあると思う。

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