Friday, September 28, 2012

フィラデルフィアへ


紆余曲折を経て、転職することになりました。10月よりペンシルベニア州はフィラデルフィアでPTとして働きます。現在は引っ越しや手続きも落ち着いて、来週月曜から始まるトレーニングという名の仕事に備えてド緊張しているところです。新しい職場や人間関係、整形外科とはまた違う現場なのでそこに対する適応に不安を抱いているところです。

転職活動は5月に始めました。そして 8月初めに雇用先が決まりました。いやー、いろんな意味で大変でした。

理学療法士免許ですが、ニューヨーク州からフィラデルフィアのあるペンシルバニア州に移るための新たな免許の申請が必要でした。日本の免許をもとに米国免許を取った私には少し気をつけなければならない部分。ニューヨーク州より必要とされている大学院でのクラス単位の基準が高いということ。これは運良くオンラインでとっていたもので補うことができました。他の多くの州で必要とされているTOEFLスピーキング26点という難関がこの州にはないことが功を奏しました。しかし、移行の手続きを開始してから2ヶ月は要しました。早めの準備が大切ですね。アスレチックトレーナーの免許は州間での発行基準の違いがなかったので難なくすみました。

次の曲者はビザです。今回は前回と同様のH1B cap exemptでしたので移行という形での申請でした。転職で気をつけなければならないのが、就職先/就職希望先がcap exemptcap subjectかで時期や手続きが大きく変わってくるというところです。詳しくはまたどこかで。また、今回は永住権を保証することも条件にこの就職口を頂いたのでそれに向けての申請書類などの準備も大変でした。日本からの公式な書類はすべて自分の手元に原文を揃えておくということが大切だと改めて感じました。

これから働く場所はSkilled Nursing Facilityとよばれる施設です。 亜急性期から慢性期の治療とリハビリを行うケア施設という感じでしょうか。患者層は高齢者で心血管、神経、整形などなどと広範囲ということです。この施設の保険の利用の仕方は前勤務先の外来整形とは異なります。またイチから勉強し直さなければならない分野も多いですが、、がんばります。いい経験になりそうです。

トレーナーとしても近くの大学でボランティア活動をさせてもらい技術や知識を磨く予定で話もついていますが、そんな余裕が自分にあるのか不安です。不安だらけの船出です。

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